カシスオレンジのその先へ
あれからもうしばらくだけ飲んでいた
僕も音々ちゃんもカシスオレンジ以外飲んでいない
今日はいい加減お開きにしようかと声をかけ帰る準備をする
僕たちは向かい同士のアパートに住んでいる
アパートまでは歩いて10分
その10分がまた沈黙なることはありがたいことになかった
「カシスオレンジしか飲んでないけど他は飲まないの?」
「慶さんだってカシオレしか飲んでないですよねぇ?」
「たまには甘いの飲んでみようと思ったんだよ
音々ちゃんそれしか飲まなかったから
あんまり詳しくないし」
「あっそうなんですか
なんかすみません
私がカシオレしか飲まないのは森孝さんがお酒に詳しくない私にこれならのみやすいと思うよって頼んでくれて
その時からもうずっとカシオレだけなんですよぉ」
「そうなんだ
森孝さんはほんとなんでも知ってるね」
と返した
森孝さんから話題を変えたくて
「あまた飲みに行こう?
あいてる時ある?」
と聞いてみる
「いつでもいいですけど
んーなんとなくですねぇ
3日後くらいがいいですねっ」
なんて返してきてくれた
「3日後ね
わかった
19時くらいに迎えにいくね」
「了解ですっ」
となんとも不思議に次の予定も決めれた
お互い自分が思ってるよりも酔っているのかもしれない
そうやって話していたらアパートの前についたので
ありがとうと述べて手を振ると
「ありがとうございました」
とお辞儀をして歩いていった
僕も音々ちゃんもカシスオレンジ以外飲んでいない
今日はいい加減お開きにしようかと声をかけ帰る準備をする
僕たちは向かい同士のアパートに住んでいる
アパートまでは歩いて10分
その10分がまた沈黙なることはありがたいことになかった
「カシスオレンジしか飲んでないけど他は飲まないの?」
「慶さんだってカシオレしか飲んでないですよねぇ?」
「たまには甘いの飲んでみようと思ったんだよ
音々ちゃんそれしか飲まなかったから
あんまり詳しくないし」
「あっそうなんですか
なんかすみません
私がカシオレしか飲まないのは森孝さんがお酒に詳しくない私にこれならのみやすいと思うよって頼んでくれて
その時からもうずっとカシオレだけなんですよぉ」
「そうなんだ
森孝さんはほんとなんでも知ってるね」
と返した
森孝さんから話題を変えたくて
「あまた飲みに行こう?
あいてる時ある?」
と聞いてみる
「いつでもいいですけど
んーなんとなくですねぇ
3日後くらいがいいですねっ」
なんて返してきてくれた
「3日後ね
わかった
19時くらいに迎えにいくね」
「了解ですっ」
となんとも不思議に次の予定も決めれた
お互い自分が思ってるよりも酔っているのかもしれない
そうやって話していたらアパートの前についたので
ありがとうと述べて手を振ると
「ありがとうございました」
とお辞儀をして歩いていった