The things that I want to believe.
~こんな風に平凡な2週間がすぎて
その日がやってきた。~
いつも通り7:00に起きて
アパレルのお仕事。
販売員の仕事はいろんな人のコーディネートを一緒に考えさせてもらったり
世間話をしたり喜んでもらうこと。
なのにあたしは逆に喜ばせてもらってばかりで、笑わせてもらってばっかりで、
何時間もかけて足を運んでくれたり
いろんな人が会いに来てくれたから
すごく嬉しさとやりがいを感じてた。
でも今日はいつも機嫌の悪いマネージャーの相手もしなきゃだったから言っちゃえば気疲れ。
休憩時間にお店をたった1時間離れたら
それだけで開放感。
戻ればあとはたったの2時間。
仕事が終わってぱぶに向かう途中、
携帯チェックしたら麻里から
[由美!うちの彼氏きてるから早く来て♡]
とメールが届いていた。
おっ、あたし初対面!♬
会うの楽しみって電車に乗り込んで
駅から少し小走りで人混みを
すり抜けてお店に向かう。
Freyaの扉を開くと
「おー!由美ー!来た来たー!」
って麻里と彼氏さんと、
彼氏さんの友達2人が出迎えてくれた。
~このワンシーンなの。
あたしが彼に抱いた第一印象。
軽い気持ちで出会ったの。~
ほら。
お互い連絡先も聞いてない。
~かっこいいって思っただけで
友達になる気もなかったの..?
いいえ。そんなことありません。
人見知りしちゃったときの
あたしのパターンなんです。
悲しいけど普段通り..
ただこのとき一瞬でもあたし興味がある
って気付けてたら、一目惚れだって考えが
あたしのちっぽけな脳みその中で生まれてたらきっと違う未来。
ただし、
そうなってたらこの後の運命があるかも
って思えるその瞬間を
失うことになってたね。きっと..。
仕事終わりの仕事で疲れてたのかな..?
その時あたしがどこにどう座って
みんなとどんな話したのかさえ
あたし覚えてない。
でもこういう人に好かれないから
って人見知りしてほとんど何も
しゃべらなかったんじゃないかな..~
~What a waste..(T ^ T)~