The things that I want to believe.
運転席に秀樹くん。
助手席に涼斗くん。
後部座席に..あれ?
「はじめまして!真由だよ!」
「あっはじめまして!由美です。
すいません突然来ちゃって!汗」
「なんで?気にすることないよー!笑」
真由さん、明るくて優しそうだな~。
なんて考えてる間に車止まってるし(°_°)
「着いたよー!行くベー。」
って伸びをしながら運転席から
降りる秀樹くん。
みんなと一緒に降りたんだけど
涼斗くんと真由さんが2人で
歩きながら話してるの見て
唐突に
“あぁ。涼斗くんが付き合うとしたら
この人かな~。”
なんて突拍子も無いこと考えて
あたしどうしてそんなこと思った?!
って自分に驚いた。次の瞬間、
がんっ!!
「あ゛たっ!!」
ん?なんだ?あたしどこに..?
くぅ~トラックのミラーなんかに
頭突き食らわせちゃった!汗
おでこいたぁい..
「おまっ!大丈夫?!
なにやってんの?!」
秀樹くんが戻ってきた。
「全っ然視界外だったよ!
背ぇ低いから見えなかったの!涙」
速攻確認したのは涼斗くんが
見てないかどうか..
たぶん..大丈夫見られてない。
戻ってきたのが秀樹くんでよかった..。
はぁ~。
どっと疲れた。
こんなとこ見られてたら
恥ずかしすぎる!
極度の緊張感と気疲れを
痛みが多少和らげた代わりに
なんてまぬけなんだあたし。
って再確認させられて。苦笑
ため息出ちゃったよ。
居酒屋にはもぅほかの3人がいて
「おーお疲れー!待ってたよー!
何飲む?おっ!由美ちゃんだっけ?
聞いてるよー!何飲む?」
ってあったかく出迎えてくれた。