ゆめ
「えー!
そんな事ないですよ、全然!」

急に褒められてビックリしてしまったが
何故だか普通に話せている。
そんな自分に一番驚いてしまった。
彼女はとても明るくて、話しやすく…
でも、僕は不思議な感覚に襲われていた。
彼女の事を、ずっとずっと前から知っていたような感じがして…

「私、田中 桃子っていいます!
良かったら、アドレス交換しません?」

彼女の声で我に返る。

「あ、あぁ…
もちろん、いいですよ。」

この時僕は、なんとなく感じた。

この人って、運命の人…?
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