ゆめ
「彼女なんかできなくたって生きていけます。
それに、今は君も彼女いないでしょうよ。


『彼女いない』そう言った瞬間、隼人の表情が曇った。

「そうだよ!いねぇよ!悪いか!!」

「あー、怒ったー。」

「あゆみちゃん…あゆみちゃああああん!!!!」

「あー、泣いたー。」

「よーし、今日は合コンだ!!」

「あー、開き直ったー。」

忙しい奴だ…
でも、コイツといるとなんだかんだ楽しい。
時計を見ると、時間がヤバい。
僕は隼人を放置して持ち場へ戻った。
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