キセキ〜君がいて、あたしがいて〜
霊安室には瑞樹の遺体があった。
頬に傷が2つ。
まるで眠ってるみたい。
「瑞樹?あたし、真由子だよ?
目を開けてよ。ねぇ…!」
あたしは泣き叫ぶ。その横でお義母さんは静かに泣いていた。
霊安室から出た後、状況を聞くため
部屋を移動する。
瑞樹は夜の8時過ぎ。
職場を出て車で家路につく。その途中、
喘息の発作が出てしまった。
うまくハンドルが握れなくて対向車と
ぶつかった。
瑞樹は、ほぼ即死だったらしい。
どうしてよりによって運転中に
発作が起きてしまったのか。
今日のいってらっしゃいのキスが
最後のキスだった。
頬に傷が2つ。
まるで眠ってるみたい。
「瑞樹?あたし、真由子だよ?
目を開けてよ。ねぇ…!」
あたしは泣き叫ぶ。その横でお義母さんは静かに泣いていた。
霊安室から出た後、状況を聞くため
部屋を移動する。
瑞樹は夜の8時過ぎ。
職場を出て車で家路につく。その途中、
喘息の発作が出てしまった。
うまくハンドルが握れなくて対向車と
ぶつかった。
瑞樹は、ほぼ即死だったらしい。
どうしてよりによって運転中に
発作が起きてしまったのか。
今日のいってらっしゃいのキスが
最後のキスだった。