笑顔の裏側に
第6章 失われた笑顔
砕け散った望み
悠と別れた後、私は入学手続きの書類の準備を始めた。
必要事項を記入していき、市役所に取りに行く必要がある書類は書き出しておく。
そしてそれが終わると、自分の部屋の片付けを始めた。
もう必要ないであろうプリントやノート、過去問は全て紐で縛り、廊下に出して行く。
頑張った証として取っておきたいものは本棚やワゴンの中に丁寧にしまった。
片付け終わってゴミとして出すものを玄関に持って行く。
全てを玄関に運んでリビングで手を洗い、時計を見るともう10時を回っていた。
夜ご飯を食べることも忘れて没頭していたようだ。
適当に軽く済ませてお風呂に入る。
深夜1時くらいまで部屋でゆったりと過ごしていたが、お母さんが帰ってくる気配はない。
今日くらいは早く帰ってきてくれると期待していた。
合格したことはメールで伝えてある。
ちゃんと自分でも伝えたくて待っていたけど、今日は帰ってこないかもしれない。
早朝に帰ってくることを期待して、ベットに入った。
目覚ましが鳴る前に、目が覚めた。
リビングに降りても、誰もいない。
まだ5時前。
もう少ししたら帰って来るかもしれない。
そんな期待を心の何処かで感じながら、家事をこなしていく。
だけど、6時を過ぎても7時を過ぎても玄関が開くことはなかった。
それだけ忙しいのかもしれない。
そんな言い訳を自分に言い聞かせながら、今日の夜こそはと、そんな思いを胸に1日が始まった。
必要事項を記入していき、市役所に取りに行く必要がある書類は書き出しておく。
そしてそれが終わると、自分の部屋の片付けを始めた。
もう必要ないであろうプリントやノート、過去問は全て紐で縛り、廊下に出して行く。
頑張った証として取っておきたいものは本棚やワゴンの中に丁寧にしまった。
片付け終わってゴミとして出すものを玄関に持って行く。
全てを玄関に運んでリビングで手を洗い、時計を見るともう10時を回っていた。
夜ご飯を食べることも忘れて没頭していたようだ。
適当に軽く済ませてお風呂に入る。
深夜1時くらいまで部屋でゆったりと過ごしていたが、お母さんが帰ってくる気配はない。
今日くらいは早く帰ってきてくれると期待していた。
合格したことはメールで伝えてある。
ちゃんと自分でも伝えたくて待っていたけど、今日は帰ってこないかもしれない。
早朝に帰ってくることを期待して、ベットに入った。
目覚ましが鳴る前に、目が覚めた。
リビングに降りても、誰もいない。
まだ5時前。
もう少ししたら帰って来るかもしれない。
そんな期待を心の何処かで感じながら、家事をこなしていく。
だけど、6時を過ぎても7時を過ぎても玄関が開くことはなかった。
それだけ忙しいのかもしれない。
そんな言い訳を自分に言い聞かせながら、今日の夜こそはと、そんな思いを胸に1日が始まった。