笑顔の裏側に
どれもホラー要素たっぷりの施設だった。
実を言うと私はホラー系全般が苦手だ。
絶対に確信犯だ。
ムッとした顔で無言の抗議をする。
「嘘だよ。ここは一番最後な。」
「何で?」
改めて指差したものは、テーマパーク内で一番大きなお城だった。
「クリスマス限定で、ライトアップがあるらしい。夜のパレードが終わった後。」
「そうなんだ!絶対行こうね!」
どんなライトアップなんだろう。
絶対綺麗だろうな。
興奮した私を見て、悠は満足そうに微笑んでいた。
それからたくさんのアトラクションに乗った。
半分くらいは乗れたと思う。
ジェットコースターみたいなものや、空中を舞う乗り物、トロッコに、蒸気機関車。
射的もやって、最後にキャラクターからのメッセージをもらった。
私はことごとく外して残念な結果に終わったけど、悠は凄かった。
銃を構える姿もカッコよくて、思わず見とれてしまうほど。
的を捉える真剣な瞳も凛々しくて。
ドキドキしすぎて、全然集中できなかった。
悠の点数は私の2倍以上。
その結果はやはり上出来だったみたいで、メッセージとともにキャラクターの絵がついたメダルも貰っていた。
実を言うと私はホラー系全般が苦手だ。
絶対に確信犯だ。
ムッとした顔で無言の抗議をする。
「嘘だよ。ここは一番最後な。」
「何で?」
改めて指差したものは、テーマパーク内で一番大きなお城だった。
「クリスマス限定で、ライトアップがあるらしい。夜のパレードが終わった後。」
「そうなんだ!絶対行こうね!」
どんなライトアップなんだろう。
絶対綺麗だろうな。
興奮した私を見て、悠は満足そうに微笑んでいた。
それからたくさんのアトラクションに乗った。
半分くらいは乗れたと思う。
ジェットコースターみたいなものや、空中を舞う乗り物、トロッコに、蒸気機関車。
射的もやって、最後にキャラクターからのメッセージをもらった。
私はことごとく外して残念な結果に終わったけど、悠は凄かった。
銃を構える姿もカッコよくて、思わず見とれてしまうほど。
的を捉える真剣な瞳も凛々しくて。
ドキドキしすぎて、全然集中できなかった。
悠の点数は私の2倍以上。
その結果はやはり上出来だったみたいで、メッセージとともにキャラクターの絵がついたメダルも貰っていた。