寂しがり屋の殺し屋
「龍華ってあの有名な龍華か?」
と微笑む希海パパ
「龍華はひとつしか存在しません」
「でも懐かしいわね〜」
「そうだなー」
それを聞いて希海は
「懐かしいと言うと?」
と不思議に思って言ったのだった
「ふふっ懐かしいって言ったのはね……私は龍華の元メンバーと付き合っていたからなのよ♪」
お母様…良くもまぁお父様の前で他の人と付き合っていたなんて言えるでしょうね〜
「希海!聞いて驚くなよ〜」
「さっきので驚いたので大丈夫ですよ」
「その龍華の元メンバーはな、実は……俺だ!」
「…………はっ?」
「つまりだな」
「私が付き合っていた相手はパパなのよ♡」
「お母様とお父様は高校生から付き合っていたと?」
「ん〜中学生からだな」