〜君と過ごせた時間〜

愛人君の気持ちは
嬉しい。けど、









「前も言ったけど
もう好きじゃないの。帰って」




「ウソだ」



「ウソじゃない」



「じゃあ、なんで泣きそうな顔をしてるの?」




えっ、私そんな顔をしてた?



「いいなよ。一人で抱え込むな」


気づいたら抱きしめられていた

私は、言うことにした

< 124 / 171 >

この作品をシェア

pagetop