〜君と過ごせた時間〜
だから愛人君に


「愛人君、

私が死んだら、私のことなんか忘れて
幸せになってください。」


「俺はお前といれることが
幸せだ。忘れたりなんかしない」


私は、嬉しかった。
この言葉を聞けて。



「俺は、来世でぜったいお前を
見つけてやる。だから待ってろよ」



「約束、だよ?」

「あぁ」



私達は、約束の
キスをした

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