新選組〜猫みたいな君が好き〜
 



 近づいて来る。



 5…………いや6?


 籐堂はんが言っていた、土方達だろうか。


 
土「おい、総司。吐いたのか?あいつは。」


総「ハイ。彼女は小夜で、猫夜叉で、猫継美夜です。」



美「ちょっ!沖田!!なんで言うんだ!」



 私の情報をつらつらと良い並べる沖田に、思わず叫ぶ。


総「え、だって教えなきゃでしょ?君、疑われてたんだから。」



美「だからってこうやすやすと…………!!!」



総「別にいいでしょ。どうせ知ることなんだし。」



美「知ることなんかない!本名まで教える必要ないだろ?」



総「あれ?やすやすと僕に教えてきたのはダーレ?」



美「それは!お前が挑発してくるから!」



総「その挑発に乗ったのは美夜ちゃんでしょ?」



美「あんなズルい卑怯な手を!」



総「ああ、めちゃくちゃ焦ってたよね。美夜ちゃん(笑)」



美「そんなことないッ!!」



総「顔真っ赤だよ?もしかして図星?」



美「煩いっ!猫夜叉ナメるなっ!」




全員「………(総司、笑顔が黒い。)」




美「……………////////」




 私は、何も、言い返せなくなり。




総「あれ?反撃はもうおしまい?」



美「お前が悪い……………/////////」




 私が、膨れていると、次は沖田の顔が真っ赤だ。



総「…………///////(ほっぺ膨らませるって、反則!!)」



美「お前こそ顔が真っ赤だ。さっきの腹黒笑顔はどこへ行った。」







土「いい加減にしろっっっ!!!!!!」






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