新選組〜猫みたいな君が好き〜



 美夜ちゃんを布団に寝かせ、僕は戻ろうと部屋から出ようとする。


 美夜ちゃんに、抱きつかれたやつ、明日の稽古二倍にしよう。


美「総司ぃ。行かないで………。」


 寝ながら僕の服を引っ張る美夜ちゃん、可愛すぎる。



 これじゃあ心臓がいくつあっても持たないな。



総「どうしたの?添い寝してもらいたい?」



 僕が悪戯っぽく笑うと、美夜ちゃんは途端に目をうるうるさせた。


 ………………/////


美「うん。寝よ。総司、側にいて…………?」



 可愛いなぁもう!



 僕は布団に入り、美夜ちゃんを抱きしめた。


 こんな小さな子が強いんだもんな。



 ホント、すごいよ。


美「総司の中、暖かいな。おやすみ…………」




 美夜ちゃんは僕の腕の中で寝息を立て始めた。


 ちょっと無防備過ぎない?



 こんなんじゃ、すぐ男に襲われちゃうよ?



 ま、そんな事したら、僕がそっこー斬るけどね。



 おやすみ。美夜ちゃん。




〜end〜
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