新選組〜猫みたいな君が好き〜
ん…………
もう朝?
起き上がろうとすると、
ん?
起き上がれない。
????!!!!
ナンデ?!
なんで総司に抱きしめられてるの………?
ヤバイって!この状況!
しかも、力強すぎだ。
美「総司?起きて?」
一向に起きる気配がないぞ。
美「総司………君?」
呼んでみた。起きるのか?
総司って、よくよく見るとかなりかっこいいんだな。
綺麗な寝顔に見惚れてしまう。
思わず総司の髪に触れる。
美「…………意地悪なところ、案外好きかな。」
つい独り言が。
聞かれて無いよね。
私は総司の腕から何とか逃れ、朝餉の準備に向かう。
確か勝手場はこっち。
あーーーー……………
頭が痛い。胃もたれもするし、二日酔い?
朝餉は私いいや。
今日は何にしようか。
昨日あれだけ騒いだから、胃に優しい物とかか?
豆腐だな。
私は、調理にとりかかった。