新選組〜猫みたいな君が好き〜



 ん…………


 もう朝?


 起き上がろうとすると、


 ん?


 起き上がれない。



 ????!!!!



 ナンデ?!


 なんで総司に抱きしめられてるの………?



 ヤバイって!この状況!


 しかも、力強すぎだ。



美「総司?起きて?」



 一向に起きる気配がないぞ。



美「総司………君?」


 呼んでみた。起きるのか?



 総司って、よくよく見るとかなりかっこいいんだな。


 綺麗な寝顔に見惚れてしまう。


 思わず総司の髪に触れる。


美「…………意地悪なところ、案外好きかな。」



 つい独り言が。


 聞かれて無いよね。


 私は総司の腕から何とか逃れ、朝餉の準備に向かう。



 確か勝手場はこっち。


 


 あーーーー……………



 頭が痛い。胃もたれもするし、二日酔い?


 朝餉は私いいや。



 今日は何にしようか。



 昨日あれだけ騒いだから、胃に優しい物とかか?



 豆腐だな。



 私は、調理にとりかかった。




 
< 50 / 118 >

この作品をシェア

pagetop