新選組〜猫みたいな君が好き〜
〜沖田総司〜


美「私は………要らない子……………?」


 美夜ちゃんはそう呟くと、部屋から出て闇に消えた。


総「美夜ちゃん!!」


 ねえ、また逃げるの?


 待ってよ、どうしたの?


 僕は刀を手に取り屯所から出た。


 今日は確か八番隊の巡察。


 平助達と合流しよう。






総「平助!!」


平「総司?どうしたんだよ、そんなに慌てて。」


総「美夜ちゃんがいなくなった!!!!」


平「え?!」




 平助は、驚きを隠せない顔をしている。


総「探すの手伝って!」



 平助に告げると、手当たりしだいに街を走った。





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