新選組〜猫みたいな君が好き〜
美「うっ……あぁ…………」




 同時だった。



 私の刀が東御の心臓に刺さり。


 東御の刀が私の肩に刺さるのは。





 でも、急所をついたのは私。


 死なない、はずだけど。



 肩に刺さる刀は術が。




 あ………意識が………




 深い深い闇に落ちていく感覚と共に、意識を手放した。








 
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