青空の下月夜に舞う 3
歩き出した響の、2歩程後ろを歩いてると、
「視界に入らねえから横歩け」
と言われ、黙って隣を歩く。
薄暗くなってきた。
一時間ぐらい乗ってたのかな。
10月に入り、太陽が沈むのが早くなってきた。
夜は肌寒い時もあるぐらいだしね。
体育祭終わればどんどん寒くなるかな。
ヤバイ。寒いとか考えてたら、本当に寒いかも。
ブラウスだから、そこまでじゃないけど、風が冷たく感じて、スカートから出てる足が寒い。
特に話をする訳でもなく、戻る方向の停留所に着くと、響がスマホを取り出し、時刻確認。
「……54分待ちだ」
「本当にすみません」
「もういい。俺も寝てたし」
うん。だけど、やっぱ登下校に、いつも誰かに付いてもらってるのは、私なんだから。
責任は感じちゃうよ。
「視界に入らねえから横歩け」
と言われ、黙って隣を歩く。
薄暗くなってきた。
一時間ぐらい乗ってたのかな。
10月に入り、太陽が沈むのが早くなってきた。
夜は肌寒い時もあるぐらいだしね。
体育祭終わればどんどん寒くなるかな。
ヤバイ。寒いとか考えてたら、本当に寒いかも。
ブラウスだから、そこまでじゃないけど、風が冷たく感じて、スカートから出てる足が寒い。
特に話をする訳でもなく、戻る方向の停留所に着くと、響がスマホを取り出し、時刻確認。
「……54分待ちだ」
「本当にすみません」
「もういい。俺も寝てたし」
うん。だけど、やっぱ登下校に、いつも誰かに付いてもらってるのは、私なんだから。
責任は感じちゃうよ。