青空の下月夜に舞う 3
相槌を打つも、冷静では居られない。

私のせいで祐也が……っ。
どうしよう。


何でアイツ学校来てないんだよ。

あ!電話!


「美咲さん、祐也に電話できますか?!」


取り敢えず確認したい。
普通なら、普通でいいから。

心配で、裸女に頼んでみる。


「いいよぉ。出るか出ないか分かんないけど~」

ポケットからスマホを取り出した裸女は、慣れた手つきで、発信。


「麻衣、心配?」


リカさんがニヤニヤしながら私を見れば、さゆりさんも、ニヤニヤ。


「違いますよ」

「いひひ。面白くなりそうなら教えろよ?」

「ある意味お似合いじゃん」


スマホを耳にあてる裸女の周りで、冗談っぽく話す。

この雰囲気にしてくれたリカさんに、ちょっとだけ感謝をしながら、電話に出るのを待った。
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