青空の下月夜に舞う 3

「電話終わった~?」

「はい。ありがとうございました。いつもの祐也でしたよ?」


スマホを手渡しながら話す。


「そうなの?なーんだ。勘違いなのかな~?」

と言う裸女。

「恋煩いじゃねえの?」

と、さゆりさん。

「シシュンキだからな~。悶々としてんじゃない?」

と、リカさん。

「腹減った~。今日みんなで、麻衣のとこのパン屋行こうよ」

と、カナさん。



気さくに話しかけてくれて。

気を使わせない様にするのが上手くて。

いつも笑わせてくれて。



ーーそして、何より。



「明日の為に、体力つけなきゃね!!」



弾けんばかりの笑顔で笑う裸女が。



私は大好きだ。







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