青空の下月夜に舞う 3
いつもはふわふわな髪も、ストレートになっている。
毎日学校では眠そうなのに、髪はふわふわにしてくるもんね。
つか、モテたいからでしょう?そうするのは。
髪赤くない方が絶対いいと思うんだけど。
コイツらの頭はブッ飛びすぎててよくわかんないからな。
「ねぇ、痛くないの?どこか」
「痛くねえよ。お前に足踏まれた方が痛い」
エアコンのリモコンを手に、温度を下げる祐也は、普段と何も変わらない。
ねぇ、どんだけ下げんの。
あんた太ってないんだから、寒いんじゃないの。
心配して聞いているのに、本人は至って普通。
私を責める事もしないのが、やっぱり引っ掛かるけど、きっと何を言っても、考えは曲がらないだろうし……
毎日学校では眠そうなのに、髪はふわふわにしてくるもんね。
つか、モテたいからでしょう?そうするのは。
髪赤くない方が絶対いいと思うんだけど。
コイツらの頭はブッ飛びすぎててよくわかんないからな。
「ねぇ、痛くないの?どこか」
「痛くねえよ。お前に足踏まれた方が痛い」
エアコンのリモコンを手に、温度を下げる祐也は、普段と何も変わらない。
ねぇ、どんだけ下げんの。
あんた太ってないんだから、寒いんじゃないの。
心配して聞いているのに、本人は至って普通。
私を責める事もしないのが、やっぱり引っ掛かるけど、きっと何を言っても、考えは曲がらないだろうし……