青空の下月夜に舞う 3
脳内で大変失礼な事を思いながら。

だけど周りは“もうこの話しは終わり”だと言わんばかりに、あっという間に話題は反れて。


安心してるから……なのかな。


暫くすると、髪を濡らしたままの祐也がリビングに来て、「臆病者」だとからかわれていた。



裸女に、お風呂に誘われ、二人で腰を上げると、もう私の分からない話題にすりかわっていて。

……どうやらバイクの話をしている様子。


裸女の後ろに続きながら、本当に心配いらないんだろう、と。

少し納得するのに時間がかかったけど、みんなの態度を見る限り、疑いは晴れていった。
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