俺様王子?!
「実はね?私のお母さんが龍斗を紹介しなさいって…だから、明日私ん家に行かない?ダメかな?」
急だから無理かな…
行きなり言われても困るよね…
「……いいぜ?その代わり……」
その代わり?
「それ…絶対にそれ、はめてけよ」
龍斗が指差したのは、私の左薬指にはめてある婚約指輪だった。
「うん//約束!…明日…楽しみだね//」
「………あぁ」
早く明日にならないかな♪久しぶりにお母さんに会えるよぉー☆
~次の日~
―ピンポーン―
―バンッ―
「お帰りなさい!」
「た、ただいま…お母さん…そんなに慌てなくても…」
「だって約10ヶ月ぶりなのよ!…美姫…よく来たわね!…」
「うん!」
そう、今は私の家に来てるの!もちろん龍斗を紹介するために!
私達が家に入ると凄く懐かし感じがした…