俺様王子?!
それからまた月日は流れ
俺たちの息子は10歳になった。
「龍雅~!」
「なんだよ…母さんか。」
俺たちの息子の名前は龍雅[リュウガ]俺にちなんで名付けた。
名前のせいか知らないが、龍雅は俺にそっくりだ。
一つ一つの仕草から口癖まで。しゃべり方、顔。
まぁ…ひとつ言えば髪質は美姫。スゲー綺麗なんだよ。
我が息子ながら、モデルになれんじゃねぇの??(笑)
ま、俺の仕事を継いでもらうけどね。
「うん。悪い??
そうそう。亜沙美ちゃんが来るから部屋を片付けておいてね??」