俺様王子?!
「美姫?息止めろよ」
「え?なんで?」
「5・4・3・…」
ん!
私は息を止めた。
「2・1・!」
―バチャンッ―
ん?これは…海の中?
「プハッ!」
「美姫?もう大丈夫か?」
え…もしかして…私が怖がってたから、やめるためにわざと落ちたの?
「…龍斗…ご、ごめんね…私…こんなんじゃ一緒に居てもたのしくないよね…」
ごめんね…ごめんね…
「気にすんな!俺こそ悪かったな…怖いのに…」
「ううん。ありがとう龍斗」
「あぁ」
私達は、陸に戻り二人で話してた。
「かき氷買ってくるわ。何味がいい?」
あ…買ってきてくれるんだ。
「う~ん…いちご!」
「わかった」
そういって龍斗はかき氷を買いに行った。
…暇だな~
「ね?君一人?俺達と遊ぼ!」
そこには、知らない男の人が三人立っていた。
「…友達と来てるので…失礼します…」
私が立ち去ろうとすると…