俺様王子?!



息が苦しくて、肩で息をしてると…


「♪ごちそうさま」


「はぁはぁはぁはぁ…」


「…今日はこれで満足だから“アレ”は明日…また今度でいいぜ?」


へ?…もしかして龍斗…


「いいの?」


「あぁ、また今度やろうな?」


「うん…」


私の顔は一気に赤くなった。



でも、龍斗は絶対…あの事件のこと気にしてやめてくれたんだよね…
…私の心に深く刻まれた悲しい事件を…

あの日犯されそうになった日から、私は少し男性不振になってしまった。
元々仲がよかった人は普通だけど、初めての人は怖い。


そんな私と龍斗の事件…だから、あの日を思い出すかもしれないから…龍斗は今日我慢してくれたんだよね?



ありがとう




「今日は寝るぞ?」


「うん!」


二人一緒のベットに寝て、私達は深い眠りについた。




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