俺様王子?!
転入生
【美姫】
あの日から直ぐに日はたち、もう九月。
普通に授業も始まった。 私と龍斗が付き合うことになったのを退院したばかりの香織に報告した。香織は、『よかったね!』と、自分の事のように喜んでくれた。
けど、私達の恋の嵐はすぐそこだった。
その嵐は先生の一言…ううん、あのときから始まっていたの…
「今から転入生を紹介する。入って来て」
クラス中が騒いだ。
―ガラッ―
あれ?
「はじめまして。朝霧 圭也〔あさき けいや〕です」
朝霧圭也?
―ガタンッ―
「もしかして圭?!」
「え?…!みー?!」
「やっぱり圭だ!久しぶり!」
「あぁ!」
あ!そうそう、圭は私の幼なじみ。でも、私達が小四の時に圭は親の仕事で引っ越して、それ以来あって無かったんだ!ちなみに、『みー』は私の事。
「なんだ?七瀬知り合いか?」
「あ、はい。まぁ」
「じゃあ席はあいつの隣だ」
「はい」
え…
「みー、よろしく」
「よろしく!」
懐かしいな~。圭、大分大人っぽくなったな…
あの日から直ぐに日はたち、もう九月。
普通に授業も始まった。 私と龍斗が付き合うことになったのを退院したばかりの香織に報告した。香織は、『よかったね!』と、自分の事のように喜んでくれた。
けど、私達の恋の嵐はすぐそこだった。
その嵐は先生の一言…ううん、あのときから始まっていたの…
「今から転入生を紹介する。入って来て」
クラス中が騒いだ。
―ガラッ―
あれ?
「はじめまして。朝霧 圭也〔あさき けいや〕です」
朝霧圭也?
―ガタンッ―
「もしかして圭?!」
「え?…!みー?!」
「やっぱり圭だ!久しぶり!」
「あぁ!」
あ!そうそう、圭は私の幼なじみ。でも、私達が小四の時に圭は親の仕事で引っ越して、それ以来あって無かったんだ!ちなみに、『みー』は私の事。
「なんだ?七瀬知り合いか?」
「あ、はい。まぁ」
「じゃあ席はあいつの隣だ」
「はい」
え…
「みー、よろしく」
「よろしく!」
懐かしいな~。圭、大分大人っぽくなったな…