俺様王子?!
「えっ?」


「ちなみに理事長はカップルになって欲しいペアを同室にしたんだよ」


…ってことは…


「え~………!
じゃあ理事長は私と龍斗君にカップルになって欲しいって事!?」


「そ。ようやくわかったか…だから、ベットが一つしかないわけ。」


ベット関係なくない?!おかしいよね?!絶対に!!


「イヤー!!」


「はぁ?この俺様と同じ部屋で何が不満なんだよ」


俺様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!
それに!!!


「少し前まではよかったけど、嫌になったの!」


「は?意味わかんねーし。」


は?って…決まってるじゃない!


「あなたみたいな、裏表ある人は嫌いなの!しかも俺様でありえない!!」


言っちゃった…(>人<)
大丈夫だよね…?


「へぇ~。おもしれぇーじゃねーか(笑)」


「へ?」


「俺はお前を俺に惚れさせてやる。絶対にだ。覚えとけ!」


………なにいってんの?


「惚れるわけないでしょ?!」


ありえない!絶対にありえない! こんなやつ!!


「ふぅ~ん。じゃあ惚れたら何でも言うことを聞けよ。」


「な、嫌よ!」


「いいじゃん。惚れないんだろ?」


う…そうだけど……えぇい!


「いいわよ!何でも聞いてあげる!
その代わり、11月まで惚れなかったら、そっちに聞いてもらうからね!」


この勝負!!貰った!!!


「いいぜ。面白くなってきたな(笑)
あっ、あと名前、君付けんな。龍斗にしろ」


「うん…」


確かに、龍斗のこの性格知ったら難しいよね(笑)
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