俺様王子?!
~次の日の教室~
「ねぇ?美姫、どうだったの?圭也」
いきなりですか?
「あぁそれね…実は話してもらえなかったんだ…」
ごめんね?
「そう…か…」
「ごめんね…」
「ううん!いいの!あたし…圭也の事…信じてみる!」
…
「本当に?」
「うん!圭はそんなことするような男じゃないよ!」
香織…
「でも…」
「でも?」
「またあの人と圭が一緒に居るの見たら、さすがにキツイな…」
そうだよね…人間はそんな簡単に人を信じる事はできないよね。
でも香織はスゴいよ?本人からなんにも聞いてないのに、そこまで信じる事が出来るなんて。
「うん。圭は香織が大好きだよ!絶対に」
「…美姫…ありがとう!」
「うん!あ!先生くるよ!」
「本当じゃん…本読んでないと怒られる…」
…ちなみに今は読書タイム中…
「じゃ…読むか…また後で話そうね!」
「うん!」
私達はその日を終えた。
香織…大丈夫だよ?圭は浮気なんてしてないから…香織?信じて…