眠れる森の醜女
狂ったような女な叫び
同時に姫に眩しいばかりの
閃光が放たれた
姫が倒れるまでに
姫は狂った女のほうが
狂っていたとしても美しい顔をしている
ことに羨む気持ちがあった
こんな顔で生きているなら
死んだほうがましだとも
倒れた姫は
侍女リーシャによって
城に運ばれ
検査を受けたが
眠っているだけで
なんの異常も見つからないとのこと
すぐ目を覚ますだろう
という医師の見立てにも
関わらず
姫は静かに眠りついたまま
何十年ともそのままの状態だった
同時に姫に眩しいばかりの
閃光が放たれた
姫が倒れるまでに
姫は狂った女のほうが
狂っていたとしても美しい顔をしている
ことに羨む気持ちがあった
こんな顔で生きているなら
死んだほうがましだとも
倒れた姫は
侍女リーシャによって
城に運ばれ
検査を受けたが
眠っているだけで
なんの異常も見つからないとのこと
すぐ目を覚ますだろう
という医師の見立てにも
関わらず
姫は静かに眠りついたまま
何十年ともそのままの状態だった