元カレ
第3章

「新人の安藤美紅さんだ。皆んな宜しく。色々教えてあげてね。」

「よ、宜しくお願いします。」

新品の着慣れないスーツに身を包み、深々と頭をさげた。

社会人になり、今日が初出社。

数名いる同期と共に職場の先輩方に挨拶をした。
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