幼なじみはトップのヤンキー！？

黙って考え込んでいるとはる君は再びイラついたような目を私に向けて、

私はもうパニックに近い状態。

ど、どうしよ…！？

っていうかはる君なんでこんなに怒ってるの！？

「…なんで黙ってる」

はる君の低い声にビクッとする。

「…お前、高代といただろ」

「！」

はる君の言葉にバッと顔を上げる。

「なんで…「お前こそなんで高代といた？
言っただろ、あいつには関わるなって」

そう言われて一瞬心の中が罪悪感でいっぱいになったけど、

すぐにはる君をまっすぐ見つめる。

「朔君といたのは、今日駅の方ぶらぶらしてたらナンパに遭って助けてもらったからだよ」

私の言葉にはる君がピクっと眉を動かす。