幼なじみはトップのヤンキー!?
「初めは警戒してたよ?
はる君が人嫌うなんて珍しいから…
だけど朔君いい人だったし、悪い人には…「へえ」

はる君は私の言葉を遮って冷たい目で私を見据える。

「……"朔君"、か。
ずいぶん仲良くなったな」

「っ…そ、そうだよ、今度デートの約束だってしたもんっ…」

そう言うとはる君は一瞬微かに目を見開いて、

次の瞬間…

「きゃっ…!」

私をドアに押し付けて、その後ろにドンッと手をつく。

「は、はるくっ…「ふざけるな」

はる君はそう言って私を睨みつける。

「ふ、ふざけてないよっ…!」

「…じゃあお前は昨日会ったばっかりのやつと手ぇ繋いで仲良く歩くのか。
おまけに次の約束?…呆れるな」
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