幼なじみはトップのヤンキー!?
そう言って鼻で笑うはる君にムッとして言い返す。

「朔君のことは、はる君が嫌いってだけでしょ?
私は朔君はいい人だと思うし、 知ろうともしないのに朔君のこと悪く言わないでよっ…!」

そう言ってぐっと睨み返す。

しばらく睨み合った後、

はる君は舌打ちをしたかと思うと私から離れて髪をかきあげる。

「…勝手にしろ」

「か、勝手にするよっ…!」

私はそう言うともう一度はる君を睨んで、

バタンッと扉を閉めて部屋を出て行った。
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