幼なじみはトップのヤンキー!?
「勝手に怒ってるって…」

「だ、だってそうなんだもん。
はる君が嫌いな人とちょっと出かけただけだよ?
それだけですっごくすっごーく怒ったの」

一気にそう言うと咲ちゃんはあぁ〜…と納得したような声を出す。

「なーるほど」

「え?な、なに?」

そう言う私の頰をため息をつきながらつねる咲ちゃん。

「い、いひゃいいひゃいっ」

「もー…この子ったら〜…」

咲ちゃんはそう言って再びため息。

え、な、なんで私なんかお母さんに怒られてる子どもみたいなことになってるの!?

「はぁ…嫉妬かぁ…そりゃ怒るわ…」

「し、嫉妬??」

咲ちゃんの手から逃れてそう言う。
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