幼なじみはトップのヤンキー!?
朔君はそう言ってにっこり笑ったかと思えば…

「えっ…!?ちょ、やっ…!」

急に私の上に覆いかぶさってジャケットを脱がす。

「さ、朔くっ…」

朔君はそう言う私の額にキスを落とした。

「…!」

「ウブな反応しちゃってさ…
…さーて、あいつはいつ来るかな〜」

あいつ…?

「…ああ、誰か気になってる?
…風宮悠真。
元々あいつをトップから落とすために結乃ちゃんに近づいたから」

「…!」

はる君を、トップから落とすため…?

「利用…したの?」

「うん。
まあでもトップから落とすより…」

そう言って私を見下ろす朔君。

「…この光景見たら…あいつどう思うかな?
見たいんだよね、あいつの悔しがる顔…」
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