幼なじみはトップのヤンキー!?
「そういえば結乃、"はる君"のクラスはなにするの?」

「あ、えーとね…」

そう言ってはる君のクラスの番号を探す。

「えーっと…あ、あった!!
カフェだって!」

「おお、王道いったね〜」

そう言う咲ちゃんとはる君のことを考える私。

カフェかぁ…

はる君、いらっしゃいませ、とか言うのかな?

ふふっ、似合わないっ。

「ふふっ…」

「んー?結乃、どうしたの?」

「あ、ううんっ、なんでも!
えーとじゃあまずなに行く?
私もう決めれないよ〜」

咲ちゃんにそう言うと、

咲ちゃんはもう一度パンフレットを見てから笑顔を見せる。

「じゃあせっかくだし、"はる君"のカフェから行こっか」

「さんせーい!じゃあいこっ?」

そう言うと二人で並んではる君の教室に向かった。
< 136 / 270 >

この作品をシェア

pagetop