幼なじみはトップのヤンキー!?
そうして翌日。

「お、おはようはる君っ!」

今日ははる君が来るより

前に起きて準備をし、

既に門扉の前で待っていると

はる君は少し不思議そうな顔をする。

「…ああ。今日早いな」

「そ、そうかな〜、いつもだと思うよ?
私ももう子供じゃないし、ねっ?」

…なーんて、

ほんとは目覚まし3個セットしてたんだけどね…

なぜかどぎまぎしながらはる君を見ると、

はる君はフッと笑って私の髪を撫でる。

ドキっ…

そんな変な感覚のあとはる君を見上げると…

「…寝癖」

「……」

…無言になる私と

スルッと私の髪を整えてくれるはる君。

「…行くぞ」

「…うん」

そうしてそう返事をし、いつも通り並んで学校に向かった。
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