幼なじみはトップのヤンキー!?
「わかりました」

「助かるわ〜!
いつも世話かけてごめんなさいね?」

「…いえ。
じゃあちょっと行ってきます」

「よろしくね〜!」

千里さんの返事を聞いて

結乃の部屋に向かう。

…やっぱ千里さんから見ても変だったか。

話…聞いてやった方がいいか?

そう思いつつ結乃の部屋につき、

コンコン、とノック。

「…結乃」

「!?え!?なんで!?」

驚く結乃に部屋を開けてもらって

机に広がるテキストやら

参考書やらに目をやる。

「…千里さんに頼まれた。
勉強、わからないとこあるか?」

「え!?な、ないよっ!?ない!全部できるっ!」

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