幼なじみはトップのヤンキー!?
はる君は私が起き上がる間に

再び階下に降りて、

少なめにお粥をよそってきてくれた。

「…熱いからゆっくりな」

「はーい…」

そう返事をしてふーふーしながら

お粥を口に運ぶ。

あ、美味しい…

そう思ってもう一口。

「…ごちそうさま」

そうして完食。

量の加減、ちょうどよかったな…

そう思っているとはる君が薬を差し出す。

「……く、薬いやだ…」

「…文句言うな。ほら」

「うぅ〜…」

そう言って受け取って

やっとのことで薬を飲み終えた。

「…の、飲んだ…」

「…ん」

はる君はそう言うとフッと笑って

布団を掛け直してくれる。

「……ありがと、はる君」

「…ん。
他、なんかしてほしいことあるか?」

「…ううん。だい…じょ…」

そう言ってる間になんだかまぶたが重くなってきて、

その後すぐに

フッと眠りに落ちてしまった。
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