幼なじみはトップのヤンキー!?
私はそう言うとこれから委員会のある咲ちゃんに手を振って駆け出した。

はる君…今日は私が迎え行くって行ったのにぃ〜…

なんでそんなに来てほしくないんだろう…

…私といるの見られるのが嫌とか…?

……ありえる。

そんなことを思いながら歩いていると

校門にたどり着く。

きゃー!きゃー!ってすごい悲鳴…

「ご、ごめんなさい、ちょっと通して…」

そう言いながら人だかりの真ん中にたどり着くと…

「はる君っ…」

「…結乃」

駆け寄った私を見てどこかほっとした表情をするはる君。

そ、そりゃそうだよね…

こんなにたくさんの女の子たちに囲まれてたらどうしようもないもんね…

「…帰るか」

「うん…」

そう言って女の子たちの中から抜け出す。
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