幼なじみはトップのヤンキー!?
…い、行くしかない。

ここまで来たら…

そう思って深呼吸をして

はる君のところに行こうとすると…

「っ…」

はる君が女の子に囲まれているのが見えて、

ドクンっとなる。

ほ、ほら…

これになるからはる君に会いたくなかった…

そう思いつつぎゅっと胸元を握る。

すると不意に一人の女の子が

はる君に触れようとしたのが見えて、

私はいてもたってもいられなくなり、

ダッと駆け出した。

そうして…

ぎゅっ……

「っ…!?結乃!?」

びっくりしているはる君に抱きついたまま、

女の子たちの方をみる。
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