幼なじみはトップのヤンキー!?
「えっ?」

目の前にはなぜかさっき横切った

はる君と同じ制服の人たち…

…しかも大人数なうえ、絶対不良…

ピアスとか、タトゥー入れてる人までいる…!

「え、えと、どいてもらえますか…?」

恐る恐るそう言って

横に移動しようとすると、

その人たちはニヤニヤしながら私を見る。

「坂城結乃…だな?」

「え…?」

なんで私の名前…

そう思ってその人たちを見つめると、

不良たちは顔を見合わせて頷いたあと…

「…んっ…!?」

いきなり私の口にハンカチを押し当て、

私はその後意識を失った。
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