幼なじみはトップのヤンキー!?
「どうした?」

そう尋ねてくるはる君にお漬物の入った袋を見せる。

「これ、おすそ分けしに来たの」

「へえ…」

はる君はそう言うとチラッとリビングの方を見て私の袋を受け取る。

「…ん。ありがとな。
じゃあそろそろ帰れ」

「え!?まだゆーちゃんと全然喋ってないんだけど!」

真奈ちゃんがそう言ってむっとした顔。

「…いいから」

「あ、で、でも私佳奈さんに挨拶…「悠真ー」

突然声がして、

はる君が私を隠すように立って振り返る。
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