幼なじみはトップのヤンキー!?
そのことになんとなくしょぼんとしていると

不意にクイッと腕を引かれた。

「…ゆーちゃん…」

「あっ、ご、ごめんね真奈ちゃんっ!
は、はる君っ!私佳奈さんに挨拶して帰るね、ママが家で夕食用意してるから…」

そう言ってチラッと辻井君を見ると

バチっと目が合って慌ててそらした。

「…ん。じゃあまた明日な」

「うんっ!真奈ちゃん、行こ?」

「うん」

そう言ってその場を後にし、

佳奈さんと少し話してから

家に帰って美味しいお漬物を食べた。
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