幼なじみはトップのヤンキー!?
「ね、ねえ咲ちゃん?
わ、私もう行くね」

「えっ!?だ、だめよ結乃っ!待ってっ!」

「じゃあまた明日っ」

私はそう言うと教室を飛び出した。

変な咲ちゃん…

どうしちゃったんだろう…

そう思いながら全力疾走ではる君の学校に向かう。

そのうちに頰が緩み、さっきの咲ちゃんの言葉は吹き抜けて行った。

やっとはる君の学校に行けるんだ…!

お迎えって前からの憧れだったもんね〜!

そう思っているうちに、綺麗な校舎に着き、

惚れ惚れしながら校門にもたれかかる。

ほんと綺麗な学校…

私とズレてたはる君の入試の応援依頼来たことなかったから、

まだ見てない部分もあってなんだかワクワクする。
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