幼なじみはトップのヤンキー!?
はる君はいつもここに通ってるんだなぁ〜…

そんなことを思っていると5分後。

門が開いて生徒たちが出てきた。

「…あれ?なにか御用ですか?」

メガネをかけた生徒に突然そう言われてあわあわしながら答える。

「こ、ここに通っている幼なじみを待ってるんですっ」

「あ、そうなんだ。
気をつけて」

「は、はい!」

…って、ん?

なにに気をつけるの?

そう聞く暇もなく、その人は行ってしまった。

っていうかはる君遅いなぁ…

いつも迎え早いのに…

そう思って門の中の校舎を覗く。

う〜ん…はる君はいない…

そう思って石を蹴っていると…

「あれ〜?なんか超可愛い子いんだけど」

そんな声がして顔を上げる。

超可愛い子…どの子?

「なんかキョロキョロしてるし!かーわいー!」

そう言ってその人が見たのは…
< 40 / 270 >

この作品をシェア

pagetop