幼なじみはトップのヤンキー!?
あれってナンパ!?

だってナンパって、へいへいカノジョ〜みたいなんじゃないの!?

「…まあそいつらはシめるとして…
結乃、今日夕飯はどうする?」

「夕飯…」

あ、そういえば…

ぎゅるるるるる…

「(かあああぁぁ////////)」

夕飯のことを考えるなりお腹がなってしまって真っ赤になる。

はる君は笑いを噛み殺すような表情をして必死に堪えている。

「う、うぅ…はる君のバカぁ〜!
笑うならもう笑っちゃってよ〜!」

そう言うと、はる君はフッと笑って私の頭をぽん、と撫でる。

「…じゃ、その音おさめるためにも準備始めるぞ」

「も、もぉ〜!!」

私はそう言ってキッチンに行くはる君を追いながらも、

関係が元に戻って、

はる君のことが全く怖くなくなっていることが

とても嬉しかった。
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