幼なじみはトップのヤンキー!?
「…ほら、部屋帰れ」

そう言って私を部屋の外に追い出そうとするはる君に、

私は慌てて口を開く。

「ま、ちょっと待って!!
もうちょっとだけ!!もうちょっとだけお願い!!」

せっかくね!せっかく入ったんだしっ!!

「……はぁ…
……10分だけだからな」

「うんっ…!」

そう言うとはる君はため息をついてソファに座るよう促してくれた。

私もほっとしてテレビの前のソファに腰掛ける。
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