幼なじみはトップのヤンキー!?
そうしてその後も物語が展開していって、エンドロールが流れ始める。

けどそこでもラブシーンの回想みたいなのがバックで映されてて、

はる君の方を見ないまま声をかけた。

「い、いい映画だったよね」

「………」

「…はる君…?」

そう言ってはる君の方を見ると、

そこにはいつの間にやらベッドに横になったはる君。

寝ちゃったのかな…?

そう思ってソファから立ち上がる。

ベッドの前に立ってはる君を覗き込むと

綺麗な寝顔が見えた。

「風邪ひくよ〜」

そう言って布団をかけてあげる。

…と。

…ピッ!

『きゃあああああ!!!』

「やあああああ!!!」

< 69 / 270 >

この作品をシェア

pagetop