幼なじみはトップのヤンキー!?
「なんでここにいるんだよ…
……ってかあいつ…」

はる君はそう言ってギンっと美少年さんを睨みつける。

「え、えぇーと、あのね、今日も早く終わって…
で、あの人はさっきぶつかって…」

そう言って無意識にはる君の制服の袖を掴む。

美少年さんはニコニコしながらこっちに歩いてきて、

ぐっと私に距離を詰めた。

「"結乃"ちゃん、か」

「……お前…」

そう言って眉を寄せるはる君と、

まだ笑顔を見せながらはる君を見る美少年さん。

「は?…うっわ、風宮悠真…」

そう言って盛大に顔をしかめるその人と

ぐっと眉を寄せるはる君。

「…ああ。
…結乃になんの用だよ、高代」
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